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SecuritizeがAvalancheブロックチェーンプラットフォームと統合する初のセキュリティトークンプラットフォームに

Securitizeを利用する発行体企業は取引が高速で低コストなAvalancheのセキュリティトークン技術を利用できるように

デジタル証券(セキュリティトークン)のリーディング・プラットフォームを提供し、米国証券取引委員会(SEC)登録のトランスファーエージェントであるSecuritize, Inc. (本社:米国サンフランシスコ、CEO:カルロス・ドミンゴ、以下、Securitize)は本日、単一の相互運用可能なエコシステム上でアプリケーションとエンタープライズブロックチェーンの展開が可能な、高いスケーラビリティを持つオープンソースプラットフォームであるAvalancheとの統合を発表しました。

Securitizeプラットフォームを利用している発行体は、Avalancheブロックチェーンを利用したセキュリティートークンの発行と管理が可能になります。これにより、サービスの提供にかかる時間とコストが大幅に改善されます。

Avalancheブロックチェーンは、1秒未満のファイナリティと低い手数料で取引を実行可能だという点で、既存のパブリックブロックチェーンに比べて改善がなされていると言えます。具体的には、平均的なAvalanche取引手数料は0.04ドルであり、2020年に1取引あたり100ドル以上に達してしまったことがあるEthereumの手数料(ガス代)とは対照的です。また、取引のファイナリティが1秒未満であるという点についても、通常15秒から5分程度であるEthereumと比較すると、改善されていると言えます。

■ Securitize CEO兼共同創業者カルロス・ドミンゴによるコメント

「Avalancheとの統合により、Securitizeの発行体とその投資家は最新のブロックチェーン技術にシームレスにアクセスできるようになります。同時に、信頼と実績のある技術ソリューションで私募市場を再構築し、今後必ず起きるデジタル証券の大規模な普及を推進していくという当社のコミットメントを示すことができると考えております。」

■Ava Labs社長ジョン・ウー氏によるコメント

「デジタル証券は依然としてイノベーションに開かれたフロンティアであり、SecuritizeをパートナーとしたAvalancheブロックチェーンほど、ライフサイクル全体にわたってデジタル証券に適した場所はないと言えます。Avalancheにより、金融機関は、実用的な規模でのトークン化を追求するために必要な、スピード、低コスト、アセット構造のカスタマイズ性のフルパッケージをついに手に入れることができました。間もなく最初のトークン発行を予定しております。

私募証券のデジタル化の機会は大きい。国際取引所連合によると、2019年、私募市場(2.9兆ドル)は公開市場(1.4兆ドル)の2倍以上を調達しましたが、適格投資家のわずか2.5%しか参加していませんでした。Prequinによると、2023年までに民間資本市場の価値は14兆ドルになると予測されています。対照的に、新興のデジタル証券市場の現在の時価総額はわずか5億ドルであり(ソース:Security Token Market)、私募市場のデジタル化はまだ始まったばかりであることを示しています。

Securitizeは2017年に設立され、デジタル証券業界で最も成功し、認知されている企業の1つです。これまで150社以上の顧客と契約しており、Securitizeの提供するデジタル証券の発行・ライフサイクル管理プラットフォームは5万人以上の投資家に利用されています。

Securitizeはこれまで、Santander InnoVenture(現Mouro Capital)、MUFG、野村ホールディングス、SBI、ソニー・フィナンシャル・ベンチャーズ(SFV)など、世界最大級の金融機関から3,000万ドル以上の資金調達を行ってきました。さらにSecuritizeは、Algo Capital(Borderless Capitalに改名)、BlockchainCapital、Blockchain Ventures、Fenbushi、Kinetic、SPiCE VC、Tezos Foundationなどのブロックチェーン業界で著名な投資家から投資を受けています。

Securitizeの完全子会社であるSecuritize Markets, LLCはSECおよびFINRA登録のブローカーディーラー/代替取引システム(ATS)提供業者です。

9月21日にメインネットを立ち上げて以来、Avalancheでは600以上のブロック生成バリデーターがコンセンサスに参加しており、さらに2,500のデリゲーターがステークキングに参加しています。これらを合わせると、ネットワークの安全性を確保するために10億ドル以上のAVAXのステイクが行われています。

Avalancheは、大規模なオープンソース開発者のコミュニティからの貢献を得ており、インフラやアプリケーションを構築するエンジニアに多額の助成金を与え、そして、Chainlink、Polyient、Quantstampなどの有力なプロジェクトと統合してきました。Avalancheはこれまでに、今年7月に行われた4時間半の公開セールでの4200万ドルと、Galaxy Digital、Bitmain、Initialized Capitalがリードした非公開セールを合わせて、6000万ドルを調達しています。

■Ava Labsについて

Ava Labsは、高度にスケーラブルで効率的なネットワーク、カスタマイズ可能なパブリック/プライベートブロックチェーン、あらゆるデジタル資産を作成する機能など、ブロックチェーン技術を使用した金融アプリケーションを簡単に立ち上げられる仕組み作りを目指しています。オープンでシンプル、そして民主的な金融のインターネットを構築するために人々を支援しています。

Ava Labsはコーネル大学のコンピュータ科学者によって設立され、そのビジョンを実現するためにウォール街から優秀な人材を集めています。同社は、Andreessen Horowitz、Initialized Capital、Galaxy Digital、Bitmain、Polychain Capitalなどの大手投資家から資金調達し、Balaji SrinivasanやNaval Ravikantからもエンジェル投資を受けています。 www.avalabs.org

■Securitizeについて

Securitizeは発行から流通市場まで対応したブロックチェーン技術を活用したセキュリトークンソリューションを提供することで資本市場を再構築します。Securitizeのソリューションにより、投資家はコンプライアンスに準拠しながら、効率的で流動性の高い資本市場により容易にアクセスできるようになります。Securitizeは、米国でSEC登録のトランスファーエージェントで、子会社のSecuritize Markets, LLCはSECおよびFINRA登録のブローカーディーラー/代替取引システム(ATS)提供業者です。

■Securitize Japan株式会社 概要

会社名 :Securitize Japan株式会社(セキュリタイズジャパン)
所在地 :東京都中央区日本橋室町2-1-1 日本橋三井タワー 6F
代表者 :代表取締役 ジェームス・エイチ・フィン
事業内容 :デジタル証券の発行・管理プラットフォームを提供
設立年月 :2018年9月
ウェブサイト:https://www.securitize.co.jp/

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