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米Securitize Markets、より広い投資家層を対象にプライベート資本市場における流通市場での取引も含むオルタナティブ投資へのアクセスを提供へ

新たなマーケットプレイスによりSecuritizeのワンストップデジタル証券ソリューションが完成し、プライベート資本市場における流動性の向上へ

※ 本リリースは米国での活動を紹介することを目的とした翻訳であり、Securitize Marketsは2021年9月29日現在、日本国内に居住されている方はご利用いただけません。また、Securitizeは日本では証券業を行っておりません

 Securitize, Inc.(本社:米カリフォルニア州サンフランシスコ、CEO:カルロス・ドミンゴ、以下、Securitize)は、投資家のプライベート資本市場へのアクセスを飛躍的に向上させるSecuritize Marketsのサービス開始をお知らせいたします。プライベート資本市場におけるオルタナティブ資産は、非常に断片化されたサービスや面倒な書類での手続きにより、流動性が低く、ほとんどの投資家にとって閉鎖的な状態が続いています。この度サービス開始するSecuritize Marketsでは、個人投資家や機関投資家を対象に、規制に準拠したデジタルマーケットプレイスで、未上場企業の株式、不動産、ファンドなど、幅広いオルタナティブ資産へのワンストップでの投資・取引が可能となります。

Securitize Marketsでは、すべての投資商品がデジタル証券(セキュリティトークン)としてトークン化されています。デジタル証券はカウンターパーティーリスクを最小化できる即時決済、仲介者が少ない効率的な運用、分割所有のしやすさなど、従来の紙の証券に比べて多くのメリットがあります。

この新たなマーケットプレイスによりSecuritizeのデジタル証券ソリューションが完成し、非上場企業による資金調達や株主管理、そしてスムーズな二次取引も可能になります。

■ Securitize Markets 設立の背景:急成長するプライベート資本市場

このようなマーケットプレイスには大きな需要があります。プライベート資本市場は、従来の公開市場の2倍以上のペースで成長しており、2020年末時点でオルタナティブ資産への投資額は11兆ドルです。さらに、これらの数字は2025年には約2倍になると予想されています。しかし、プライベート資本市場の取引量は従来の公開市場の300分の1に過ぎません。これは、近代化やインフラの欠如、非常に細分化された市場環境、高い取引手数料がかかる小規模なセカンダリーマーケットサービスが無数に存在することが原因です。

プライベート資本市場が拡大している第一の理由は、IPOまでの期間が以前より長くなっていることです。マイクロソフト、アマゾン、オラクルなどは早い段階でIPOが実施され、個人投資家にとってIPOがユニコーン企業のもたらす富を享受することができましたが、そのような時代は終わりました。現在、企業価値のほとんどはIPOのかなり前に生み出されており、IPOは創業者や初期投資家にとってのイクジットの機会として認識されるようになっています。一方、個人投資家はその時点ではじめて参加できるのですが、IPO企業の80%近くはその後企業価値を落としています。

■ SecuritizeのCEO兼共同創業者カルロス・ドミンゴのコメント

「IPOにのみ注目するのは誤っています。今は成熟企業ではなく、アーリーステージの企業に投資することで富が生み出されます。しかし、これまで多くの投資家はこのような機会から締め出されてきました。Securitize Marketsは、より多くの投資家にオルタナティブ投資の機会を提供し、プライベート資本市場全体の流動性を高めること目指しています。Securitize Marketsは、世界最大規模で、証券の発行から管理まで完全にデジタルで対応し、規制に準拠したプライベート資本の調達・取引を可能にするソリューションを構築する最後の重要な要素です。この重要なプラットフォームをわずか8ヶ月で開発したSecuritize チームを非常に誇りに思います。」

■ Securitize Markets CEO Scott Harriganのコメント

「中型・大型スタートアップの経営陣は、ベンチャーキャピタルや銀行からの資金調達に多くの時間を割いており、事業運営や拡大への注力が犠牲にもなりかねません。Securitizeにより、スタートアップは自身の成功に最も貢献している顧客やファン、パートナーから直接資金を調達できるようになります。また、Securitize Marketsを使えば、投資家は特別な関係を持ったVIPであったり、IPOまで何年も待つ必要はなく、オンラインで簡単に取引ができます。」

近年、プライベート資本市場は飛躍的な成長を遂げていますが、その恩恵を受けているのは一部の創業者や富裕層、機関投資家であり、個人投資家は締め出されてきました。

Securitize Marketsの目的は、個人・機関問わず、投資家がオフラインの仲介者を介さずに完全にデジタル化された手段を通じてプライベート資本市場の機会に参加できるようにすることです。市場の成長に伴い、オルタナティブ資産の流動性がこれまで以上に高まることを期待しています。

Securitize Marketsは、Securitizeによる2020年11月にDistributed Technology Marketsの買収に伴い構築されたもので、2021年5月までに主要な開発を完了し、2021年8月までにテストと米規制当局の承認が完了しています。

■ Securitizeについて
Securitizeはデジタルマーケットプレイスとして、投資家にはオルタナティブ投資への投資機会や取引を提供し、企業には資金調達と株主の流動性を提供することをミッションとしています。Securitizeのプラットフォームは法令に準拠したデジタル証券の発行から管理、流通市場まで対応しており、これまでに200以上の企業と40万人を超える投資家をサポートしています。また、現在価値で約5億ドルのデジタル証券がSecuritizeのプラットフォーム上で発行されました。SecuritizeはSecuritize, Inc.とその子会社であるSecuritize, LLC(米SEC登録のトランスファーエージェント)、Securitize Capital, LLC、およびSecuritize Markets, LLC(SECおよびFINRA登録のブローカーディーラー/代替取引サービスSecuritize Marketsの提供者)で構成されています。詳しくはsecuritize.ioをご覧ください。

お問い合わせ(英語)

Evan Wagner, evan.wagner@securitize.io
Armel Leslie, aleslie@peaksstrategies.com

※ プライベート資本市場への投資は投機的であり、投資資金の全損の可能性を含み高リスクと考えられ、すべての投資家に適しているとは限りません。プライベート資本市場は一般的に流動性が低いアセットクラスで、売却したいタイミングによっては多額の損失を被るリスクがあります。尚、流動性については、これを保証するものではありません。

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